「商談や交渉をうまく進めるためのコツは。」

商談や交渉をうまく進めるためのコツは、それらを事前に想像してデザインすることです。

■ 近々の商談を想像し、デザインしてください。

  • この商談は何のために行うのか?
  • 当方の目的・利益は何か?
  • 相手の目的・利益は何か?
  • 今日の商談の最終のゴールはどのあたりになりそうか?
  • 最高のゴールは?最悪のゴールは?
  • 想定される商談のストーリーは?
  • 想定外が起きるとすると、それは何か?
  • 商談の時間はどれぐらいになりそうか?
  • 相手はどんな人で、どんな会話を切り出すのだろうか?
  • 私は、この商談をどのように進めるべきか?
  • 商談の時間はどれぐらいになりそうか?
  • 私は、どんな資料・エビデンスを準備すべきか?
  • 相手は、どんな資料・エビデンスを持っているか?
  • どんな服装で臨むべきか?
  • 商談の場所は?到着時間は?どれぐらい前に到着すべきか?
  • アクセスは?
  • 持参する手土産は必要か?

■ 明日を想像し、デザインしてください。

  • 明日はどんな一日にしたいのか?
  • 時間の制約を受ける課題(予定)の確認。
    一つ一つの予定を確認して、時間配分は?
    商談であれば、上記の準備は大丈夫か?
  • 時間の制約を受けない課題の確認。
    何をやっておかねばならないか?明日までにここまでは?
  • 最高の明日はどんな一日か?
  • 最悪の明日はどんな一日か?
  • 想定外が起きるとしたら何か?
  • 天気は、移動は、起床の時間は?服装は?足は?

■ 向こう一週間を想像し、デザインしてください。
■ 向こう数カ月を想像し、デザインしてください。
■ 3年後を想像し、大雑把にデザインしてください。

人間には本来想像力があります。
経験を積めば積むほど、また、その経験を丁寧に積んでいる人ほど、未来に対する正確な想像力を持っています。
想像力を働かすことで、未来がある程度読めます。
読めると未来がデザイン出来ます。

想像することなく、商談に臨む人がいます。
何もかもが準備不足です。うまく行くはずがありません。
想像することなく、会議に臨む人がいます。
存在価値がありません。
想像することなく、日々を過ごす人がいます。
周りに支配されています。便利使いされます。

自分の近未来を想像し、デザインしながら生きてください。
仕事がうまく行きます。

■『一番確実な未来予知の方法は、未来自体を作り出してしまうことである。』(ピーター・ドラッガー氏)

最後に付け加えますが、

  • 商談を徹底的に想像しデザインする行為は、商談で起きる事を予測しているのではなく、自分が求める結果を創造し、実  現させてしまうことになります。
  • 明日を徹底的に創造しデザインする行為は、明日起きることを予測しているのではなく、自分が求める明日を創造し、実現させることになります。
  • 3年後の自分・自社を創造しデザインする行為は、3年後に起きることを予測しているのではなく、自分が求める3年後を創造し、実現させることになります。

未来を自分の意思で創造するために、未来を想像し、デザインしてください。

〇 本情報の信頼性の向上には最善を尽くしていますが、その正確性を保証するものではありません。